【第3回】見た目がいいと得?見た目の権威 “帰ったのに異国”──バングラデシュ12年ぶりの帰省録
neocross
南アジアの鼓動 〜ネオクロス〜
スイスの空気質調査会社「IQAir」が発表した2024年のデータによれば、バングラデシュの大気中PM2.5濃度の平均値は78µg/m³で、世界で2番目に汚染された国とされました。
これは世界保健機関(WHO)の推奨値(年間5µg/m³)の15倍以上にあたります。
空気が汚染されていたのは、
と続きます。
都市から少し離れると赤煉瓦焼成の巨大な窯(キルン)がすごく多いです。
ただ、建設需要が伸びているのでなかなか減らないのが現実。
首都ランキングでは、ダッカが世界第3位の汚染都市にランクイン。
2024年にWHOの大気基準を満たしたのは、
の7か国のみ。
米国が2024年に海外の空気質モニタリングプログラムを終了したため、特にアジア・アフリカでデータの空白地帯が拡大。
多くの発展途上国では、米国大使館に設置されたセンサーに依存していたため、17年分のデータが失われたと報告されています。
PM2.5の以下の健康問題と強く関連:
2021年だけで、810万人の死亡が大気汚染と関連。うち58%がPM2.5由来。
WHOによると、世界人口の99%が推奨基準を満たさない地域で生活しています。
外部リンク
The Daily Star
https://www.thedailystar.net